- 観光
- 三浦の旬
旬です!三浦のみかん狩り2023。市場に出回らない希少な「三浦のみかん」は酸味と甘みが絶妙
10月中旬〜11月末までの短いひととき、三浦でみかん狩りを楽しめることをご存知ですか?三浦市でみかん狩りができる11の農園を一挙紹介します。
2023.10.15
2020.03.23
三浦市は全国屈指の農業エリア。温暖な気候と海のミネラルを含んだ土で、三浦大根をはじめさまざまな野菜が作られています。この連載は、三浦市宮川町で「下里ファーム」を営む3代目、下里健城さんによる「今食べたい旬の三浦野菜」を紹介していただきます。食べごろの野菜の特徴と、オススメの食べ方から豆知識まで、三浦野菜を知って食べる美味しい連載!
三浦大根の特徴はなんといっても「大きい」こと。通常の青首大根の重さと比べて5倍くらい重く、先にいくほど太くなっているのが特徴だ。図体が大きいのに味が濃くて水々しい。下里さんも「これが大根の本来の味だと思うんです。青首大根に比べて味に深みがある」と話す。市場に出回っている青首大根は、人が改良を加えて運びやすさや育てやすさを考えて作られたものかもしれない。
「三浦大根はクリスマスの時期、1週間程度しか出荷できません。その一週間、毎日三浦大根を収穫するのは大変な重労働です。うちのばあちゃんも腰曲げながらぼくなんかより早く大根引っこ抜いたりしてます。昔の人はすごいですよねえ。今でも現役でバリバリ働いていますし、身体に染み付いた農家としての技術がすごい。ぼくなんか三浦大根を収穫する地獄の一週間が終わったら、当分三浦大根を思い出したくありません」
大根本来の味がする三浦大根のことを、昔の人は「白大根」と呼んでいたそうだ。下里家では大根そのものの味が楽しめるように、おでんや煮物として食べることが多い。
「染み方が違うし崩れにくい。大根は煮て美味いものだと教育されてきた。高級おでん屋でもよく三浦大根が使われるんですよ。それは大根の芯を使うため、通常の青首大根だと芯に到達するまで剥いていったら小さいものしかとれないから。図体の大きい三浦大根だからこそ、剥いて芯が出てきても、まだ大きい」
大きな大根を冷蔵庫にしまうのは一苦労。大根の保存はしっぽを切らずに日の当たらないところに置いておくのがいいそう。切断面があることで確実に水分が飛んでいくので、葉っぱ側をカットしたら水分が飛ばないようにラップをしたり工夫すれば鮮度が長持ちするんだとか。大根を買うときも、この「水分が飛んでいないか」をポイントに置いて選ぶとわかりやすい。葉っぱもしっかりついていて、しっぽも切られていない、「今まさに抜いてきました」という大根が新鮮な証拠だ。
桜の季節よりも短い三浦大根。しかし、その圧倒的な大きさと美味しさ、水々しさを味わうために毎年三浦の農家さんたちは奮闘しています。今年の年末年始、忘れずに買っておきたいものですね。
会社名:下里ファーム
所在地:神奈川県三浦市宮川町12-18
お問合せ:046-881-4485
メール:info@shimozatofarm.jp
facebook:下里ファーム
10月中旬〜11月末までの短いひととき、三浦でみかん狩りを楽しめることをご存知ですか?三浦市でみかん狩りができる11の農園を一挙紹介します。
2023.10.15
柔らかくて甘みがあるのが春キャベツの特徴。味わえるのは3月の下旬から5月の初旬頃まで。暖かく気持ちのいい気候の今が、まさに旬!
2021.04.30
夏野菜の代表格、ズッキーニ。見た目はきゅうりに似ているが、実はウリ科カボチャ属で名前の由来もイタリア語で「小さなかぼちゃ」。
2020.11.02
【グルメ兄弟から一言】
厳密にいえば、畑に大根が埋まっている姿勢を保つのが理想なんだけど、大根を立てて保存するのは難しいよなあ。