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旬です!三浦のみかん狩り2023。市場に出回らない希少な「三浦のみかん」は酸味と甘みが絶妙
10月中旬〜11月末までの短いひととき、三浦でみかん狩りを楽しめることをご存知ですか?三浦市でみかん狩りができる11の農園を一挙紹介します。
2023.10.15
2020.07.10
三浦市は全国屈指の農業エリア。温暖な気候と海のミネラルを含んだ土で、三浦大根をはじめさまざまな野菜が作られています。この連載は、三浦市宮川町で「下里ファーム」を営む3代目、下里健城さんによる「今食べたい旬の三浦野菜」を紹介していただきます。食べごろの野菜の特徴と、オススメの食べ方から豆知識まで、三浦野菜を知って食べる美味しい連載!
夏野菜の代表格、ズッキーニ。見た目はきゅうりに似ているが、実はウリ科カボチャ属で、名前の由来もイタリア語で「小さなかぼちゃ」を意味するらしい。下里ファームでは、一般的な細長いズッキーニの緑と黄色の2種類を育てている。
「時期はだいたい5月から7月くらい。やろうと思えば夏いっぱいまでできるけれど、それは他の野菜や作業量とのバランスを見ながらなので、下里ファームではそれくらいです。花が枯れて水分がなくなったら、実は完熟で食べ頃。すぐに収穫しちゃいます。そのまま放置したらどんどん大きくなるけれど、硬くなっておいしくなくなってしまうんですよ」
「ズッキーニはなんといっても、手作業で受粉させる『交配作業』が大変。ちょうど梅雨時期に被ってたりもするんですけど、雨具を着て、毎朝花が開いているかチェックするんです。これは明日には開くから受粉させられそうだな、これは今日やっちゃおう、なんて細かく観察しながら。一気にやっちゃえたらラクなんですけどね〜。1つの花につき1本のズッキーニだから、本当に1本のために手作業で受粉させていく。蜂がやりきれないのを人間がやるんです」
「新鮮なズッキーニの選び方は、色ツヤが大事。時間が経っちゃってるものや、ベストタイミングで収穫できていないものはツヤがないですね」
保存はなるべく真空状態で保管することが大事。野菜は、冷やしたら冷やしっぱなしで、冷蔵庫に一度入れたら食べるまで入れっぱなしにしておくこと。半分だけ使った場合は、残りはぴったりサランラップをして保存するか、ひと口サイズに切って冷凍しておくと便利。乾燥させない、寒暖差を作らないことが鉄則だ。
「僕のお気に入りの食べ方は、BBQで肉を焼いたあと、その油を吸わせながらグリルすること。おいしいエキスを吸ってくれるのでまじうまいです。あとは素揚げしたり、パスタに入れたりもいいですよね」
下里ファームは家族経営。おばあちゃんやお父さんの代ではズッキーニを育てていなかったが、健城さんの「詰め合わせに入っていると若い人は嬉しいだろう」というアイデアで育て始めたんだそう。
食べる人のことを想像しながら、毎日畑と向き合う農家さん。その恩恵に感謝です。ぜひ来年、みなさんも味わってみて。
会社名:下里ファーム
所在地:神奈川県三浦市宮川町12-18
お問合せ:046-881-4485
メール:info@shimozatofarm.jp
facebook:下里ファーム
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2023.10.15
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2021.04.30
夏野菜の代表格、ズッキーニ。見た目はきゅうりに似ているが、実はウリ科カボチャ属で名前の由来もイタリア語で「小さなかぼちゃ」。
2020.11.02
【グルメ兄弟から一言】
余裕があるときは、アク抜きをすると更においしいんだって。塩を振って出た水分を拭き取るか、塩水に10分ほどつけてみて。